ナイトセール

光輝く街を撮ろう。夜景・イルミネーション撮影のポイント

特集_カメラ_夜景・イルミネーション_03

冬は街中にイルミネーションが溢れる季節。各地でイベントが開催されるのでお出かけも楽しみになってきます。また、冬は空が澄んでいるので夜景も綺麗に見えますが、キラキラ輝くイルミネーションや夜景は撮影したいけど綺麗に残せず撮影を諦めていしまっている人もいるのでは・・・。イルミネーションや夜景はちょっとしたコツを覚えれば見た目以上に綺麗な写真を撮影することが出来ます。今回は撮影方法とおすすめ機材をご紹介。思い出に残る写真撮影をしましょう。

 ■基礎編■

ポイント(1)光を多く取り込むように心がけましょう

夜景やイルミネーションの撮影をすると肉眼で見るよりも暗く写ってしまい思った通りの写真が撮れない経験をした人も多いのではないでしょうか。暗く写ってしまうのはカメラに取り込む光の量が少ないためです。イルミネーションや夜景を撮るときは「光を多く取り込む」ことを心がけましょう。F値(絞り)が小さい(明るい)タイプや「夜景モード」が搭載されているカメラをおすすめします。


また、広範囲を撮りたい場合、レンズの広角端(○mm〜▲mm、の○の部分)が24mm以下のカメラを選びましょう。

特集_カメラ_夜景・イルミネーション_02

おすすめカメラ・カメラレンズ

ソニー ZV-1 U

お好みの色味に調整できる「クリエイティブルック」を搭載。アプリケーションを利用したスマートフォンへの画像転送も快適に行えます。

https://image.biccamera.com/img/00000011427110_A01.jpg?sr.dw=272&sr.jqh=60&sr.dh=272&sr.mat=1

詳細はこちら

オリンパス E-P7

光跡の状態を見ながら、星空や車のライトなどの光跡をより最適な明るさで撮影出来る「ライブコンポジット」。アートフィルターも豊富。

https://image.biccamera.com/img/00000009334239_A01.jpg?sr.dw=272&sr.jqh=60&sr.dh=272&sr.mat=1 詳細はこちら

キヤノン EOS Kiss X10

重さ約449gで女性でも楽に撮影が可能。EOSエントリークラスながら上位機種に迫る高画質。はじめて使う人も、操作に迷わない「ビジュアルガイド」を採用。

https://image.biccamera.com/img/00000006638584_A01.jpg?sr.dw=272&sr.jqh=60&sr.dh=272&sr.mat=1 詳細はこちら

ソニー FE 35mm F1.8 

小型軽量のフルサイズ対応大口径広角単焦点レンズ。開放F値1.8の明るさを生かして、自然で柔らかなぼけ描写が楽しめます。

https://image.biccamera.com/img/00000006953100_A01.jpg?sr.dw=272&sr.jqh=60&sr.dh=272&sr.mat=1 詳細はこちら

ポイント(2)三脚やセルフタイマーを使ってブレない写真を撮ろう

ポイント(1)で触れたように、夜景やイルミネーションの撮影ではカメラに多くの光を取り込んで撮影をします。多くの光を取り込む方法は「シャッタースピードを遅くする」や「ISO感度を上げる」方法があります。「ISO感度」は感度を上げれば画像にザラつきが出てきますので「シャッタースピードを遅くする」方法で光をたくさん取り込むことをおすすめします。シャッタースピードを遅くすることでブレが生じやすくなります。人混みでは難しくなりますが、広いスペースを確保し撮影ができる場合は三脚を使用しましょう。またシャッターを押す振動が写真に反映されますので、夜景やイルミネーションの撮影ではカメラのセルフタイマーやリモコンを使用しましょう。

特集_カメラ_夜景・イルミネーション_05(手ブレあり)

シャッターボタンを手で押して撮影。ボタンを押した振動がブレています。

特集_カメラ_夜景・イルミネーション_06(手ブレなし)

セルフタイマーやリモコン撮影を使えばブレずに撮影出来ます。

三脚を使用する際は、カメラの手振れ補正はOFFに。カメラを三脚で固定している際、手振れ補正が作動してしまうと、逆にブレてしまう原因にもなります。

特集_カメラ_夜景・イルミネーション_07

おすすめ三脚・リモコン

マンフロット PIXI EVO ミニ三脚

コンパクトデジタルカメラから軽量一眼レフカメラまで使用可能。安定性にも優れています。

https://image.biccamera.com/img/00000003234557_A01.jpg?sr.dw=272&sr.jqh=60&sr.dh=272&sr.mat=1

詳細はこちら

ベルボン BK-MAX

カメラを上下左右に向けることができる、操作性重視のワンストップ雲台を採用。水準器を標準装備。

https://image.biccamera.com/img/00000005788813_A01.jpg?sr.dw=272&sr.jqh=60&sr.dh=272&sr.mat=1 詳細はこちら

キヤノン BR-E1

三脚使用時のレリーズ操作に便利。カメラのリモコン受光部から約5m以内で使用可能です。

https://image.biccamera.com/img/00000003609163_A01.jpg?sr.dw=272&sr.jqh=60&sr.dh=272&sr.mat=1 詳細はこちら

キヤノン RS-60E3

ボディのシャッターボタンと同様にAFロックが可能。コード全長は60cm。軽量コンパクト設計。

https://image.biccamera.com/img/00000001464236_A01.jpg?sr.dw=272&sr.jqh=60&sr.dh=272&sr.mat=1 詳細はこちら
[撮影モードはA(絞り優先モード)がおすすめ]

カメラの撮影モードは[A絞り優先モード]がおすすめです。絞りは開きすぎない(F値を小さくしない)ようにすると光の美しさをしっかり捉えられます。

[広角で撮るなら平行もしっかりと]

景色を広く撮りたい場合は平行もしっかりと取りましょう。カメラ内に内蔵されている水準機能や市販の水準器を使ってみましょう。

ポイント(3)ホワイトバランスで違った印象に

カメラの機能にある[ホワイトバランス]を使って色味の変化を楽しみましょう。撮影をしてみましょう。赤やオレンジなどの[暖色系]のイルミネーションなら[太陽光]に設定するとより暖かく、青や緑などの[寒色系]のイルミネーションなら[電球]に設定すると洗練された雰囲気に撮影ができます。

特集_カメラ_夜景・イルミネーション_08(オート)

ホワイトバランス[オート]

特集_カメラ_夜景・イルミネーション_09(太陽光)

ホワイトバランス[太陽光]

特集_カメラ_夜景・イルミネーション_10(電球)

ホワイトバランス[電球]

 ■応用編■

ポイント(4)フィルターを使って印象的な撮影を

夜景やイルミネーションをもっと印象的な作品にするにはレンズにフィルターを装着して撮影をしましょう。光のきらめきをより印象強く表現できる「クロスフィルター」や光を柔らかい印象にしてくれる「ソフトフィルター」がおすすめです。

※フィルターはご使用になるレンズ口径を必ず確認してからご購入下さい。

特集_カメラ_夜景・イルミネーション_11(クロスフィルターなし)

クロスフィルター[なし]

特集_カメラ_夜景・イルミネーション_12(クロスフィルターあり)

クロスフィルター[あり]

特集_カメラ_夜景・イルミネーション_13(ソフトフィルターなし)

ソフトフィルター[なし]

特集_カメラ_夜景・イルミネーション_14(ソフトフィルターあり)

ソフトフィルター[あり]

おすすめレンズフィルター

ケンコー PRO1Dクロス

広角〜50oレンズ用クロスフィルター。弱い光源でもクロス効果が発揮されます。

https://image.biccamera.com/img/00000003866166_A01.jpg?sr.dw=272&sr.jqh=60&sr.dh=272&sr.mat=1

詳細はこちら

マルミ光機 DHG8Xクロス

点光源にそれぞれ8本の光条効果を演出するので華やかな印象の撮影ができます。

https://image.biccamera.com/img/00000003248888_A03.jpg?sr.dw=272&sr.jqh=60&sr.dh=272&sr.mat=1 詳細はこちら

ケンコー MC プロソフトン(B) N

光をきれいににじませる最もポピュラーなソフトフィルター(効果強タイプ)。

https://image.biccamera.com/img/00000003717441_A03.jpg?sr.dw=272&sr.jqh=60&sr.dh=272&sr.mat=1 詳細はこちら

マルミ光機 DHGフォギーソフト 

夜景撮影では点光源の光が大きく拡散され、淡い印象に仕上げます。

https://image.biccamera.com/img/00000006537977_A01.jpg?sr.dw=272&sr.jqh=60&sr.dh=272&sr.mat=1 詳細はこちら

ポイント(5)慣れてきたら工夫を凝らした撮影にチャレンジ

撮影に慣れてきたら次のステップへ。光の道を表現する「長時間露光」や、あえてピントをはずして「玉ボケ」の撮影にチャレンジしてみましょう。他にも、雨上がりの撮影も構図を低くし水面に写せば幻想的に。夕方から夜にかけて空の色が変わるマジックアワーも狙い目です。また、360°カメラやレンズボールを使って撮ったりするとまた更に違った雰囲気が出るので、試してみるのも面白いです。

特集_カメラ_夜景・イルミネーション_15

[長時間露光]

長時間露光とはシャッタースピードを遅くして光の量を多く取り込む方法です。

@カメラが動かないように三脚などに固定。

AカメラをTv(シャッタースピード優先)モードに設定。

Bシャッタースピードを設定(画像を見ながら調節してください)。

B(バルブ)モードでも撮影できます。バルブモードはシャッターを押している間、シャッター幕が開き、光を取り込みます

特集_カメラ_夜景・イルミネーション_16

[玉ボケ]

玉ボケとはイルミネーションなどの光をボケさせて幻想的な写真を撮る手法です。

@F(絞り)値を小さく(明るく)する。

A被写体とぼかす背景との距離を開ける。

単焦点レンズを使用すると背景のぼけをより大きく撮影することができるようになります。

特集_カメラ_夜景・イルミネーション_17

[水に景色を反射させる]

雨上がりの水たまりを利用して撮影。カメラを地面すれすれにセット。建物と対象になるようにカメラは水平にしましょう。液晶モニターが稼働するバリアングルタイプのカメラならモニターを見ながら撮影ができます。

特集_カメラ_夜景・イルミネーション_18

[マジックアワーはシャッターチャンス]

マジックアワーとは日没から空が暗くなる数十分の空の事を言います。空がオレンジからブルーブラックにグラデーションされるとても美しい景色です。ホワイトバランスを変えて撮ると写真の印象も変わるのでぜひ試してみてください。


特集_カメラ_夜景・イルミネーション_20

全天球360°カメラを使って夜景やイルミネーションを撮影すると一味違った写真に。


全ての空間の写真・動画をワンタッチで撮影。360°の世界を楽しむカメラ「RICOH THETA SC2」。2つの超広角レンズを搭載しているので、上下左右すべての空間を撮影することができます。撮影した静止画や動画は専用のアプリを使えばスマートフォンやタブレット上で上下左右に自在に動かして閲覧でき、SNSにも投稿が可能です。


特集_カメラ_夜景・イルミネーション_21

レンズボールに世界を閉じ込めよう

180°逆さまの世界が撮れるレンズボール(クリスタルボール)。手に持ったり台座において撮影ができます。イルミネーション撮影のアクセントに使ってみましょう。

■番外編■

夜景・イルミネーション撮影は寒さとの勝負

冬の夜の澄んだ空に映える夜景やイルミネーションを撮るには寒さとの勝負になります。防寒対策はばっちりと準備してください。またカメラやレンズを結露から守るグッズもあります。

おすすめ防寒グッズ

ビクセン レンズヒーター360 W

カメラレンズの結露を防止するヒーター。幅30x長さ600mmのテープ形状で、多彩な大きさのレンズに巻きつけることができます。

https://image.biccamera.com/img/00000011035107_A02.jpg?sr.dw=272&sr.dh=272&sr.jqh=60&sr.mat=1

詳細はこちら

ケンコー・トキナー カメラレインカバー KRG-RC01

高撥水・透湿素材の生地「ブリザテック」を主生地に採用。大きな透明窓で視認性も抜群です。

https://image.biccamera.com/img/00000005304485_A01.jpg?sr.dw=272&sr.dh=272&sr.jqh=60&sr.mat=1

詳細はこちら

ケンコー・トキナー カメラマングローブ Grip Hot Shot 7  

グリップ素材により、驚くほどの握りやすさを実現。冬場の撮影でも手をしっかり守ります。

https://image.biccamera.com/img/00000010840196_A01.jpg?sr.dw=272&sr.dh=272&sr.jqh=60&sr.mat=1

詳細はこちら

ビクセン ソラザブ(フユ)

フリース素材の座布団。両端にファスナーが付属しており、筒状に巻くことで、ハンドウォーマーとしても使用可能。

https://image.biccamera.com/img/00000003043445_A01.jpg?sr.dw=272&sr.jqh=60&sr.dh=272&sr.mat=1


詳細はこちら