ドメーヌ･デ･ザコル 赤コンプリートセット 750ml 5本【ワインセット】

■ドメーヌ・デ・ザコル
『ドメーヌ・ド・ラルロ』で天才醸造家として謳われた、オリヴィエ・ルリッシュ氏とその妻が2人で始めたドメーヌ。
ザコルとは、オック語（フランス南部）でテラスやアルディッシュの丘、南ローヌ地方のブドウ畑の丘を指します。所有するほとんどの畑は
樹齢50年を超え粘土質土壌、また、恵まれていた事に、以前の所有者はかなり軽い減農薬で栽培し、過去何年も化学肥料を未使用でした。

2011年よりビオディナミを実施。ワインはフィネスがあり、エレガントなスタイル。正確に選別するため、手作業で収穫し、その際も
小さな20キロの箱で行い、収穫後の温度上昇を防ぐために、2012年からは保冷トラックを使用しています。
果汁も重力を使用して扱うなど、随所に『ラルロ』での経験が生かされています。また、樽はラルロの古樽が使用されています。

発売して間もないにも関わらず、フランスの三ツ星レストランはもちろん、世界のベストレストランにてNO：１に輝いたレストランにもオンリストされるなど、世界中が注目している生産者です。


１、ドメーヌ・デ・ザコル ル・ランデブー・デ・ザコリット　2017
赤ワイン/ミディアムボディ　　[南仏/アルデッシュ地方]
使用品種：グルナッシュ

2012年が初のヴィンテージ。異なる区画毎に仕込み最終的にブレンド。樹齢は10-20年が主体。除梗は30％。ミネラル感があり、
エレガントな果実味、熟度、洗練された酸と余韻をあわせ持つ。奥行きがあり、バランスの良さや複雑味が圧巻の出来栄え。
豊かな風味が飲む人をリラックスさせ、凝縮したふくよかな果実味と洗練されたフレッシュな酸味のバランスの良さが素直に美味しいです。
カジュアルだけれど余韻が長いところに品があり、優しい味わい。


２、ドメーヌ・デ・ザコル ル・カブ・デ・ザコリット　2017
赤ワイン/ミディアムボディ　　[南仏/アルデッシュ地方]
使用品種：カベルネ・ソーヴィニョン主体、グルナッシュ

商品名の『カブ』はカベルネ・ソーヴィニヨンの略称。香りが非常に豊かな造りで、カベルネ・ソーヴィニヨンの力強さも感じられる。
また、グルナッシュの丸みと渾然一体となっており、甘みと熟度がはっきりとあり、酸も適度。円みのあるタンニンとフィネスがあり、
とても飲み心地の良い仕上がり。

ブラックベリー、コンポートしたカシス、甘さのある香りに、ハーブ、スパイスなどの要素があり、香りだけでしばらく楽しめます。
開栓直後よりも5分から10分後のバランスは、香りの変化も含め、更に際立っています。正直うまい。2日目も楽しめます。


３、ドメーヌ・デ・ザコル　グリフ　2017
赤ワイン/フルボディ　　[南仏/アルデッシュ地方]
使用品種：カリニャン

『グリフ』は牡蠣の殻を含む有化石群の総称。樹齢50-60年。『ドメーヌ・ド・ラルロ』同様に無除梗プレス。重くならないよう、収穫を早め、
酸と果実味、エレガントさを見事に共存させている。熟度と酸が絶妙なバランスで、パワフルかつエレガント。他のカリニャンとは別世界。


４、ドメーヌ・デ・ザコル　シャペル　2017
赤ワイン/フルボディ
アルデッシュ地方
使用品種：グルナッシュ主体、カリニャン、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー

こちらの『シャペル』はヴィンテージこそ違いますが世界のベストレストランにてNO：１に輝いたレストランにオンリストされたワインです。
丘頂上の教会、糸杉がモチーフのラベル。スミレやバラ、カシス、チェリー、フランボワーズ等の芳香があり、熟度と酸もしっかりと
感じられる。また、フィネスも非常に高い次元で溢れており、しっかりと芯の感じられる仕上がり。粘土質土壌であり、丘の上にある
区画のため、石灰の層が最多で、ミネラル感が豊富なキュヴェ。


５、ドメーヌ・デ・ザコル　ミオセヌ　2017
赤ワイン/フルボディ
アルデッシュ地方
使用品種：グルナッシュ、カリニャン

こちらの『ミオセヌ』もヴィンテージこそ違いますが世界のベストレストランにてNO：１に輝いたレストランにオンリストされたワインです。
ミオセヌは粘土石灰、化石層由来。樹齢は50年以上。グリセリン豊富で、タンニンもしっかりと熟し、円みがありしなやかで非常にエレガント。
熟度が高く、フルーティーな要素を持ちながらリッチな果実味。カリニャンをブレンドしていることで、フレッシュさが加わっている。
多石灰土壌でミネラルを豊富に含み、ブルゴーニュのニュアンスも持ち合わせる。